今回「ぺダック マスター」をレビュー・評価する。
まず、結論を書こう。
費用対効果が高くコスパに優れる。
経年劣化により表層がボロボロとなるも性能は落ちず耐久性があり違和感はない。
靴のデフォルト(初期装備)インソール(中敷)の貧弱さに起因する
歩行時の足裏の痛み・疲れの改善が見込まれる。
新品でもインソールがショボい靴はいくらでもある。
「わざわざインソールだけまた別に買う必要があるのか?」
と考える人もいるだろう。私もその内の一人であった。
今の私ならばこう答える。
「Yes。買う必要と価値がある。特に靴のインソールというパーツは性能が段違いだ。」と。
歩行をサポートする靴。
靴自体の品質や性能も大事とは思う。
だが、コスパ的に少額の投資で靴としての最大限の性能を引き出すために特に重要なもの。
それが「インソール」である。
極端な事を言えば靴本体は安物でもインソールに良い物を使えば
履き心地は天地ほど違う。
インソールを買うに至った理由は
購入した靴が使用から割と早い段階で
歩行時足裏が痛くなった為だ。
靴のインソールがヘタったのが原因であった。
あまり良いモノを使っていなかった模様。
「あれか?インソールくらい、自分でイイ物を準備しろとか、そういう事か?」
と思った。
そこで情報を収集し「ぺダック マスター インソール」購入。
工場ユースの実績(ソースはネット検索情報と知人の工場作業者)もありドイツ製。
前々からドイツ人の作る工業製品の性能を何かしらかで試してみたいと思っていた故。
ドイツ人、なかなか良いモノをつくる。
プライベート靴で疲れない・足裏痛くならない優れた履き心地を確認後、
職場に置いてある業務用靴二足にもリピート購入し投入。
以下の写真はプライベート靴の3年間使用したインソールである。
外観は表層の緑が所々はがれ落ちている。
■ぺダック マスター インソール 3年間使用後(表)
■ぺダック マスター インソール 3年間使用後(裏)
■ぺダック マスター インソール 3年間使用後(拡大)
当然購入当初より性能は落ちていると思われるのだが
現状においても足裏が痛くなったりとか、違和感を感じたりという事はない。
現役である。靴購入時初期装備されていたインソールとは格が違う。
外観を気にしなければ悪くない耐用年数ではないだろうか?
まあ、靴のインナーなので履いている限り見える所でもないのだが。
頑強で高性能、高コスパのインナーをお求めであれば、オヌヌメである。
そもそもインソールに求められるのは外観ではあるまい。
無論、良いに越したことは無いが、
真に期待されるのは歩行時の快適さであり
それを長期間維持できているのだから満足度は高い。
予備として持っている安物靴にも投入して使ってみたがやはり
「靴」と「靴の形をした何か」
くらいの性能差が出ているように思われる。
私は「違和感がなく、空気のような、身体の延長のようなモノ」が良品であると考えている。
初めから違和感がないモノや、使っているうちに馴染んでくるモノもあるが。
逆にダメなモノとは継続して違和感の拭えないモノであろう。
色々な商品を試す時間があればより良いモノは見つかるかもしれない。が、
時間は有限であり命もまた有限である。
なれば、ネットを利用し他者の評価・レビューを参考とし
「これだ!!」というモノを決断購入しなければなるまい。
それで実際に使ってみて「違和感」が無ければ上等ではないだろうか。そう思う。