本当におもしろいオリジナルは顧客や大衆の方をよくみる。
同業他社は趣味で見て参考を得ることもある、が基本見ない。
顧客から一歩遠い劣化情報ゆえ。
同業他社の方をよくみて動向を注視するのは、
自分のない、中身のない、おもしろみのない、
オリジナルでない劣化コピーの、
2位以下の模造品のやることと思っている。
自分で考え、自己能力向上させるのが苦手な
おもしろくないヒトほど
自分よりおもしろいモノがいないか
周囲に目を光らせるのに時間を使う。
その時間を自己の能力強化に使えばと思うが、
なぜそうしないのか考えると
「愚かだから」となる。
愚かさは病からくるの場合もあるが、
これが不治の病なら救う方法はない。
根源的にバカであるなら治す薬はなく、
他者による救済は愚かさで無効化される。
「バカにつける薬はない」の言葉は深い。
敢えて言えば自分で自分の病理的愚かさに気づき
原因を排除する自己救済が
本人の資質に備わっているか否か。
もしくは、来世に期待することが救済。
神は周囲を注意深く見るモノを嫌い、
一点をみて真っすぐに直進するモノを好み力を与える。
これは神の善意ではない。
前者は転ばないから見ていておもしろくない。
後者はたまに派手に転ぶから見ていておもしろい。
だから助力してより派手に転んでもらおうという、
神の粋なはからい。
助力だけ受け、神の眼を欺いてみせよ。
神の声が聞こえるなら、
具体的にテキストやメディアに落とし込むのがよい。
神か、邪神か。
本質的なおもしろさの追求が至上命題であり
装飾華美の優先度は相対的に低い。
軽視ではなく、満たされた後という事。
これは時系列を追えばわかること。
私的クラウドテキストデータを
先に公共に移し替えた程度で
己がオリジナルなどと言い張る
確証を得たつもりになっている。
敢えて未熟者と言っておこうか。
否、ここは素直に礼を言っておこう。
大衆の疑問と本質からとってきた答え、
その正しさの検証解析ご苦労。
報酬は大衆から得られる。
額はどれだけ多くのヒトの幸せに利したかで決まるモノ。
もっと正確に言えば、感情を揺らした総量で決まる。
だから市場の大きさ、ヒトの多さは重要な要素の1つなのだ。
大衆をみるとは、大衆の王たる我をみること。
我は我自身が大衆であるから、
大衆をみるとは、自身を顧みることにほかならない。
それは大衆を見定めんとする、どんな賢人よりも理論上はやい。
…生来の惰性を排除できれば、な。
これはまた、よくもわからぬ戯言であるな。
